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2018年同時改定から2025年へ“攻める”診療報酬-戦略と選択自院のポジショニングと機能をいかに最適化させるか
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2018年同時改定とその後の変遷を、プロフェッショナルの目で的確に読み解き、多角的にシミュレートし、中・長期戦略を立案!2018年から2025年へ向けて、自院の施設基準をどうデザインして診療報酬を最大化するか、地域でのポジショニングと機能をどう選択するか──を提案する経営戦略とシミュレーション分析の手引き。旧来の体制や現状維持に安んじていてはジリ貧確率100%の時代──。
“できない理由”を並べる前に“どうすればできるか”を考え、地域医療構想・地域包括ケアに追随するのではなく、それを好機として捉えて“反転攻勢”に出る、2018年同時改定・2025年モデルの攻略の書! -
出版:医学通信社 2017年10月刊行
著者:(株)MMオフィス代表取締役/病院経営戦略コンサルタント 工藤高
B5版 140頁 本体価格2,500円+税
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CONTENT
第1章 診療報酬改定シミュレーションの方程式
2018年同時改定に当たり,改定シミュレーションの基本方程式と読解術をわかりやすく解説。
第2章 “攻める”診療報酬 ケーススタディ50
1 経営改善のために「人件費増」を図る?
2 7対1病院はロングステイ作戦で経営悪化
3 CT待機の期間短縮で「四方良し」に
4 逆転の発想でケアミックスを採用の強みに
5 医師事務作業補助の試算と機会損失コスト
6 「できない理由」より「どうすればできるか」
7 医療連携先をABC分析でランク付け
8 療養病棟の在宅復帰促進は無理?
9 軽症患者ばかりの在宅復帰率100%
10 ベッドが空いていても夜間緊急入院できない?
11 地域包括ケア病棟へ転換すべきか否か
12 医療・看護必要度のクリアが危険水域に
13 医療区分見直しで年700万円の減収危機!
14 救急搬送が多いのに救急医療係数が低い?
15 15対1なのに「高度急性期」で病床機能報告
16 自宅等退院割合に悩む脳外科専門病院
17 重症患者が多いのにICU稼働率がなぜ低い?
18 退院支援加算1の取得しか選択肢はない
19 回復期リハ「実績指数」と病床稼働率
20 検査技師の早朝病棟採血の効用 ほか全50事例
第3章 2018年同時改定から2025年への戦略
2018年同時改定の文脈と具体的な改定ポイントをどう見通すか,その影響をどう予測するか,医療機関としてはどのような対策が必要か──を解説。